平均値の意味
平均値:Mean 【基本】
平均値(Arithmetic mean)あるいは、アベレージ(Average)とも呼ばれる。
データが中心から両側に同じように広がっている時、例えば「正規に分布」している時などに用いる。
統計学では正規分布(Normal distribution)、ガウス分布(Gaussian distribution)とも呼ばれる。が頻繁に出てくる。
下記の図に示したような、対称的なベル型のデータ分布のことである。
すべての数値の合計を、数値の個数で割ったものである。
例
糖尿病治療薬の研究に参加した5人の女性の年齢が56、59、58、55、52歳であった。
この年齢を足して合わせると56+59+58+55+52=280だった。
次に女性の人数で割ると280/5=56になる。
平均値は56歳となる。
※間違いやすい点、勘違いしやすい点。
ある値が、他と比較して非常に小さい、あるいは、大きい場合、データが「歪んで」いる。そのために平均値は代表的な値をうまく表すことができない。例えば上の研究で6人目の患者がいて、94歳だったとしたら、60歳以上の女性が1人いるだけなのに平均値が62.3333歳になる。このような場合、中心を表すには「中央値」の方が適している。
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