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研究の種類

3種類の研究デザイン
統計で得られた結果を正しく解釈するには、その結果がどうのような種類の医学研究によって得られたのかを理解しておく必要がある。
研究には、時間の流れとの関連で、下記の3種類の設計方法がある。
■横断研究:Cross sectional study
時間の流れを考慮せずに、ある時点(通常は1年程度の幅を持たせる)でのデーターを分析する研究方法。

■患者一対対照研究:Case control study
病気の原因やきっかけを、時間をさかのぼって調べて分析する研究方法。
データーを現在から過去にさかのぼって調査する後ろ向き研究の一種。

■コホート研究:Cohort study
今の治療の将来の効果を、時間の流れに沿って調べる研究方法。
データーを現在から未来にかけて調査する前向き研究の一種。

上記の3種類のうち、どの研究デザインが適切かは、研究のカテゴリーや、研究デザインの長所、短所を考慮した上で決まる。
わかりやすく下の表でまとめてみた。


研究デザインごとの長所・短所

研究デザインの比較

研究デザインの比較として、予防に関する適切な研究方法を検討してみる。
A学者が納豆に血栓予防に有効だったというニュースを聞き、
「納豆を食べると脳卒中の予防ができるのでは!」と考えた。
これを仮説という。
もし、A学者が薬理学者であれば、納豆の成分を分析したり、ラットに納豆を与えて観察をしたりするだろう。あるいは、実験せずに理詰めで理論を構築するかもしれない。
しかし、A学者は医療統計学を使い次の方法で自分の仮説の正しさを証明しようとした。

1,横断研究

手始めに、脳卒中患者100人のグループと、同年齢の非患者100人のグループとに分け、面接をして納豆を毎日食べているかを
調べた。(下記図A)

その結果、100人の脳卒中患者のうち、納豆を毎日食べているのは5人、100人の非患者では10人と判明した。

このように、ある時点でのデータをを分析するのが横断研究。横断研究は労力が比較的小さいために実施しやすいのがメリット。
しかし、横断研究では時間の前後関係が不明なので、納豆摂取と脳卒中との因果関係があるかどうかはわからない。
上の図の結果をみると、納豆を食べると脳卒中になりにくそうに見えるが、横断研究で示すことができるのは、あくまでも両者に
関連性があるということだけだ。
納豆に脳卒中予防効果があるのかは横断研究からだけでは判断できない。

2,患者一対対照研究

次にA学者はB病院に入院している脳卒中患者50人について、過去に納豆を毎日食べていたかを調べた。
一方で、その脳卒中患者集団と年齢・性別などを合致(マッチング)させた対照者(納豆会社社員50人)を選び、同様に調べた。
※ここで対照者選定を間違えるとデータが歪んでバイアスが生じるので注意が必要。

脳卒中患者の中には納豆を毎日摂取している人が少なく、非脳卒中患者の中に納豆を毎日摂取している人が多ければ、納豆を
摂取すると脳卒中になりにくい可能性が高くなる。
このように患者一対対照(case-contorol study)は、患者(症例)と非患者(対照例)の両方を過去にさかのぼって調査をし、病気
の原因や予防因子と考えられるものが存在しているかどうかを分析する。

3,コホート研究

最後にA学者は、C町の成人10,000人を対象に、納豆を毎日食べる人が何人いるかを調査した。
そしてこの集団を(コホート)を数年間追跡して、脳卒中発症と納豆摂取の因果関係を検証することにした。

数年後、納豆摂取者の脳卒中発症率と、非摂取者の脳卒中発症率とを比較して、摂取者の脳卒中発症率が低ければ、納豆摂取と
脳卒中予防との間に因果関係がある可能性が高いと言える。
これがコホート研究。

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